
水は飲料用途以外にも、その特性を活かして様々な場面で使用されています。
冷水機の用途としてメジャーなのは、水の熱伝達率(熱の伝わりやすさ)を活かしたものです。
条件等により違いはありますが、「水」には"空気の何十倍もの熱伝達率"があります。
一例として挙げられるのは「サウナ」です。サウナでは温度が100℃近くあっても火傷しませんが、100℃の熱湯に体が触れてしまうと、すぐに火傷します。サウナでは熱を伝える物質が「空気」であるのに対し、熱湯の場合は「水」であるため、熱が物質に早くたくさん伝わるからです。
この利点を活かし、空気ではなかなか冷やせないものを早く冷やす方法として、水がよく使用されています。この他にも、冷やしたい液体(水以外)を冷水同様に直接冷やしたり、0℃以下の液体(ブライン、アルコールなど)を冷やしたりすることも可能です。
当社では、お客様のニーズに幅広く対応できるよう、一般工業用・食品用・海水用の3つの仕様を標準ラインナップとしてご用意しております。
また、設置場所や用途に合わせて、様々なタイプの冷水機をラインナップしております。標準品で対応できない場合等は、カスタム製品を設計・製造・販売することも可能です。お客様の状況に合わせた最適なご提案ができるよう心がけています。完全自社生産のため、設置場所や用途に合わせて、お客様のニーズに応じたカスタマイズが可能です。