事例紹介 Case Introduction

TOP > 事例紹介 > チラー(冷水機)事業 > 循環式:チラー REI(レイ)  

循環式:チラー REI(レイ)  

真鶴町漁業協同組合 課長 朝倉一志 様

鮮魚の更なる鮮度管理を目指し、海水用チラーを更新

循環式:チラー REI(レイ)  

お客様の声

真鶴町漁業協同組合 課長 朝倉一志 様

 真鶴漁協がある相模湾管内では定置網や一本釣り、刺し網漁業などが営まれています。冷海水を使い鮮魚の鮮度、品質を高く保っており、漁業者の私たちにとって海水冷水機はなくてはならない存在です。25年前、神奈川県で初めて海水冷水機を導入した経緯があり、その海水冷水機が昨年故障したため、今年2月に新たにタカギ冷機さんの海水冷水機を導入しました。半導体不足などの影響で設置工事が遅れていましたが、何とか盛漁期に入る3月までに間に合って良かったと感じています。タカギ冷機さんの海水冷水機は設置・更新工事に手間がかからないなどの強みがあり、短期間で設置できたうえ、設置直後からトラブルもなく順調に稼働できており大変助かっています。
 真鶴漁協では紫外線殺菌を行った海水を海水冷水機で0度の冷海水にしています。生成した冷海水は30トンの水槽に貯め、冷海水の利用者は同漁協に使用料を払って利用する仕組みです。漁業者は定置網用の運搬船などの船内水槽にこの冷海水を入れて出港し、漁場で水揚げ直後の鮮魚を水槽内に入れて鮮度維持を図っています。0度の冷海水は鮮魚を“即殺”でき、セリ時の鮮魚の状態を大きく変えることができ、落札価格に大きな差が出ます。冷海水は鮮度劣化の抑制に威力を発揮すると感じています。
 私たちは生産・流通一体となって“真鶴ブランド魚”の発信に力を入れ、真鶴のおいしい魚を今後も広めたいと考えています。

提案者の声

小沢冷設(冷凍空調設備工事) 様

 海水を限りなく0度に近づけたいというご要望をお持ちでしたので、タカギ冷機の循環式チラーREI(レイ)をご提案させていただきました。既設のチラーが老朽化しており、既に製作した会社も廃業していたため、メンテナンスも難しい状態でした。水槽は既設のものをそのまま使い、チラーだけを更新するご提案をさせていただきました。導入した結果、お客様の鮮魚の品質向上にお役に立てられたと伺い、嬉しい限りです。これからも真鶴漁港の鮮度維持のお力になれたらと考えております。

基本DATA
所 在 地 : 〒259-0201 神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴685-1 導入時期 : 2022年3月
事業内容 : 定置網漁業 納入機器 : 循環式チラーREI(レイ) シリーズ
REI-37T(海水用) 重耐塩仕様 3台
冷水機特徴
冷水機製ラインアップ

▲ページのトップに戻る